玉掛けの技能講習が無事修了。
今日は朝から玉掛けの実技。
鋼管やH鋼、T字に組み合わせた鋼管、細い鋼管(バラ・6本)や(以上全て0.6t)
円錐形の鋼鉄(1.2t)等に実際に玉掛けをして天井クレーンで吊った。
一つの動作毎にいちいち確認しないといけないのでかなり面倒だったが
慣れればそれ程難しくは無かった。
ただ、実際の現場にはあんな吊りやすい荷は殆ど無いはず。
技能講習を修了したからといって即現場で使えると言う事にはならないだろう。
昼一で技能の実技試験。2人1組で試験を受けるのだが
自分の相方になったおっさんは物覚えが悪くて合図や確認が抜けまくりで、
自分が横から耳打ちをしなけりゃ間違いなく不合格になってた。
その後は色々な荷の質量目測。
荷の体積を目測(手で尺を取る)で測った寸法を元に計算し
比重(鋼:7.8、コンクリート:2.3、かし(木):0.9、松:0.5など・・・)
をかけて質量を求める。
立方体や円柱の体積を求める数式なんて高校以来はじめて使った。
自分は鋼板の厚みを間違えてしまった・・・何点引かれたのやら。
最後にワイヤーの選定。
荷の重量、吊るワイヤーの本数、吊り角度からどの太さのワイヤーを使うのかを決める。
こちらもひたすら計算あるのみ。
ただし、ワイヤーの太さも目測で判断しないといけないと言う理不尽。
質量目測にしろワイヤーの選定にしろ、なんでいちいち目測なの?
スケールやノギスくらい普通に現場で使うと思うんだけどな・・・
しかし、前回のフォークリフトに比べると、
玉掛けはより危険が伴う為か学科も実技もかなり難しく感じた。
とりあえず資格取得はこれで区切りがついたので
明日からはいよいよ就職活動再開だ。
さて、雇ってくれる所はあるのだろうか・・・
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